山と自然の贈り物の記録
④子に育てられた?「中津川」編
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ここでいう「中津川」とは、「西吾妻山などの吾妻連峰」を水源とし、裏磐梯の
秋元湖に流れ込む、このエリアで随一の沢である」と夫は言っています。



分かりやすく言えば、グランデコスキー場の東を、北から南に向かって流れる沢です。



その昔には、吾妻山神社に登る修験者の道でもあり、近世ではブナの林を伐採して
運び出すための軌道も走っていたと言うことです。




有料道路「レークライン」の中津川パーキングから遊歩道を下ると、「白ナメ八丁」と、、
その下流「黒ナメ八丁」の中間点の川原に降り立つことが出来ます。

中間点から遡ると、真っ白い凝灰岩がなべ底のように、丸く削り取られた地形に、
小滝と瀞が連続しています。明るく、開放的な地形が白ナメです。

対して、黒ナメ八丁とは、黒い柱状節理で両岸が狭まり、圧縮された水が、小滝やナメ滝
へとはじき出されて、薄暗さもあって迫力満点となっています。



最初の頃は、中間点まで車で入り、林の中をベースキャンプとしていましたが、
落石のために、秋元湖から奥くの林道が通行止めとなってしまいました。

それ以来、秋元湖に中津川が流入する川原が、キャンプサイトとなりました。




・中津川、白ナメ八丁の始まりです。天候によって色が変わりますが、
エメラルドグリーンの淵と小滝が続きます。
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・ここは数年来、2~3mの深い瀞になっていたのですが、今回は、かなり土石で埋まっています。
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・少しだけ、瀞の片鱗が顔をのぞかせています。とても、通過できそうにありません
この時は、下見のつもりでしたので、泳ぎの準備をしていませんでした。
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ここから下流が、黒ナメ八丁。黒い柱状節理の中に小滝が連なります。
この地点が、良くカレンダーの写真にもなる、紅葉の名勝のようです。

・まもなく、小滝やナメ滝が始まり、ジェットコースターのようになってきます。
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・見てください。今日は、コバルトブルーです。
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・流れが緩すぎるので、ボートを捨てて泳ぎたくなります。
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・少し下ると、黒ナメの本性が見えてきます。
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・この迫力は、凄いです。よくも、まあ、こんなことをさせた親がいるものです。
当時は、楽しかったはずなのに、自分の孫にさせるか? と聞かれれば 否です。
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・次男の絶叫が聞こえてきそうな写真です。もっと危ない滝では、ヘルメットもつけました。
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・弟に負けじと兄もがんばっています。
兄弟がしり込みした滝では、夫がチャレンジしていました。
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・このあと、次男が別の滝で転覆し、救助に飛び込んだ夫は、眼鏡を流失してしまいました。
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・ボートは一日の使用で、穴が開いてしまいます。二日目は別のボートを使っています。
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・ボートに驚いた、30cmクラスのイワナが、ボートに飛び込んできました。
哀れに感じて、この時はリリースしてしまいましたが、後で後悔したものです。
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この年は、本当にラッキーでした。水量は適量、天気は快晴。


白ナメ入り口の、プールのような大瀞と小滝群を突破すれば、ナメ瀞の始まりです。
水量によっては、大瀞が突破できなかったり、小滝の上部のゴルジュ帯を突破
できなかったり、天候不良のときは苔で滑ったり。
と、入り口での滝ジャンプで終わりになってしまいます。

いままでで、3回くらいしか突破できていないと思います。

夫だけ、さらに上部の「魚止めの滝」まで足を延ばしたことがあります。
源流部には、ヤケノママというところがあり、温泉が湧き出す傍らに、
避難小屋があったとも言っていました。



・どうでしょうか?この碧さ!絶好の白ナメ八丁あそび日和りでした。
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・写真映りが少し悪いですが、白いナメにエメラルドグリーンの瀞が続きます。
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・ボートを抱えて、ゴルジュを突破してきたのです。もちろん、私が乗るつもりです。
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・エメラルドグリーンもあれば、光の加減ではコバルトブルーになります。
 どう見ても、冷たさに葉を食いしばっているように見えます。
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・陸にあがってしまうと、どうしても、ホットした表情になってしまいます。
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・一番小さいのが次男。ヘルメットをかぶっても、超危険な遊びだったと思います。
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・この写真の色が、もっとも実際に近い発色をしています。もっともっとグリーンだった気がしますが。
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・関門となる、小滝は滝ジャンプのメッカです。今では、そんなネイチャースクールもあるようです。
優しく見えますが、水量の加減では、滝に引き込まれてしまうことがあります。
沢登りの山岳会メンバーが溺れかけたのを、何度か見てしまいました。
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・体が冷えて寒くなったら、川岸に登って日向ぼっこをします。
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・子供ばかり楽しませることは無い。私もライフジャケットをつけてしまいました。
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・見た目ほど楽しくありませんでした。私にとっては、なんと言っても、冷たすぎるのです。
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・川遊びで一日中身体を冷やした夜には、焚き火が一番です。
川原の流木をかき集めてくると、朝まで火が残るほど燃やしました。
夫は、川原の清掃などとも言っています。
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・大きな丸太も、少しずつ燃え上がっていきます。
火を、「ツンツン」するのは、習性でしょうか?
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・すっかり身体を温めなおした翌日。今日もまた、好天がつづきました。
早くから、白ナメ八丁まで遡り、いよいよ滝ジャンプの始まりです。
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・これらは、連写したものではありません。連続して見えるように撮れたと言う事は、
何度滝ジャンプを繰り返しらこうなるのだろう? ということです。
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・ここでも、弟に負けられない兄。さすがに軽~くクリアしていきました。
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・夜は、また焚き火です。昨日釣り上げた10匹ものヤマメは、
次男が「可愛そう」と言ってリリースしたのに、
「食べたかった」と言いだして、改めて釣りましたが、これだけです。
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・ペットボトルに入ってしまう、可愛いヤマメでしたが、塩焼きにしてしまいました。
昨日の夜に、可愛そうと言ってリリースさせたのは、一体なんだったのでしょう。
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川遊びに飽きたため、ボートでの秋元湖一周の旅に出ました。

じつは、ここ中津川河口は、一時カヌーの隠れた聖地と呼ばれたことがありました。
今は昔ですが、カヌーの専門誌に載った途端、海水浴場のような賑わいを見せ、
私達家族の楽しみを奪うことになりました。



・長男が乗っているのは、流木です。恐竜の頭に見えるように乗るのは、
かなりのバランス感覚が必要です。遠目には、チョッと気味悪いくらいです。
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・湖に漕ぎ出すと、その広さを実感します。漕いでも、漕いでも水面がつづきます。
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・岩礁のうえでアザラシを真似たあと、置いていかれたボートを追いかけます。
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・ダムサイトが近づくと、いくつもの小島が現れます。ここで、一日過ごしたいくらいです。
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・同じ小島でも、兄弟がやっと座れるくらいの岩礁も、いくつかあります。
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・島占領が終わったら、キャンプサイト近くの中州に戻って、ノンビリタイムです。
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・日向ぼっこにあわせて、おやつを食べれば、次の遊びが待っています。
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中津川にも、毎年、毎年通いました。二年前から長男が復帰し、来年は
友人達と行く予定をたてているようです。
次男は、滝ジャンプで引き込まれそうになったことから、少しトラウマが
あるみたいです。

引き込まれそうになって、夫に、滝つぼから脱出を手伝って貰った時の
トラウマのようです。

「滝ジャンプが怖くなってはいけない!」と言う、夫の考えで、
その後、何度もなんども「滝ジャンプ」「脱出」を繰り返させられたのが、
余程響いているのでしょうか?





中津川の状態が悪い時に転進したのは、「湯の花温泉」白樺公園の川です。
ここにも、中津川に劣らぬ透明度と、キンキンの冷水が流れていました。

「湯の花温泉」は、田代山登山の玄関口にあたり、温泉街でなく、ひなびた民宿街があります。
特徴的なのは、共同浴場。昔話によると、「ほとんどの住民は、共同浴場にしか入らないので、
内風呂が無い」とか、「共同風呂は、混浴ばかりだ」とか言われていましたが、
それは過去のことです。

今でも「石湯」と言う混浴もありますが、他にはないのはないでしょうか?

ここ、村営の「白樺公園」とても気持ちのよいところです。
キャンプ場は水はけが良く、炊事場もトイレも毎日清掃され、清潔です。
運動公園でもあるので、サッカー場、テニスコートも沢山あります。

晴れた日は、水遊び。飽きるとテニス。雨が降れば、体育館で卓球、夜には共同浴場。
なんでもそろっています。





・子供はみんな、水遊びが大好きです。我が家では、大人も大喜びしますが。
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・この堰堤の上が大きな淀みとなり、下には滝つぼのような深みがあります。
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・魚を取ったり、深みに飛び込んでみたり、大車輪で遊びまくっています。
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・箱眼鏡の姿は、我が家の子ではありません。地元の子と同化して遊んでいます。
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・箱眼鏡の子が何をしているのか分からず、ついつい邪魔をしてしまいます。
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・キャンプ場上部からの川下りコースは、こんなナメと瀞が続いています。
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・堰堤の上流は、堰止湖のような、長~い淀みが続きます。イワナも群れていました。
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・夜はやっぱり焚き火ですが、ここはキャンプ場。
カマドでイワナ焼きです。
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・串が地面に刺さらないため、夫が飲んだビール缶に立てかけています。
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・焼きたては、本当に香ばしい、「イワナの串焼き」の出来上がりです。
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地元でも滝ジャンプをしたくなって、亀ガ淵にもいきました。
清流久慈川の支流ですから、さらに清流のはずですが、
透明度や水の感触が大違いでした。




・対比のため、竜神峡の亀ガ淵の上流、
奥竜神峡の水遊びを掲載してみました。
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・薄暗く、壁はじめじめし、水もヌルミがあり生暖かい。中津川を知ってしまってからは感激できません。
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・兄弟のご機嫌もイマイチです。
尺物のヤマメを手づかみにした夫だけがご満悦でした。
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裏磐梯の中津川と秋元湖、湯の花温泉の白樺公園、奥竜神峡での水遊び。
どこも、瀞・小滝・ナメ・イワナ・ヤマメ・焚き火にボートにキャンプ。
山登りやスキーも楽しいのですが、夏の開放感は格別です。



夫は、「ボートはスピードが出ないから、カナディアンカヌーを買って、
二人で湖を散歩しよう」と言い続けていますが、いまだに実現しておません。







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Posted by tomo
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