山と自然の贈り物の記録
24年立山スキー滑降
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6月15日(金)。立山駅に着きました。先々週末の「白馬岳スキー」から、どうも体調不良でした。
疲れもあったでしょうが、風邪気味の日もありました。

今回の「立山スキー」は、そんな私に夫が遠慮しながら出してきたプランなのです。  
いわく、「たった2時間で3,000m峰の山頂に立てる」「どこも、かしこも、スキー場のような
地形らしい」「金曜日の晴れが、今年、最後のチャンスだ」とのことで、「まあ、いいかっ!」 
と、前夜発、妙高高原仮眠で5時過ぎに立山まで来てしまいました。              





・立山駅に着きました。平日の一番ケーブルカーとあって、さすがにひっそりとしています。
切符の販売は、6時20分からです。始発なのに、二つの窓口が開いたのには驚きました。
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・500メートルもの標高差を、7分で運んでくれます。最大斜度が29度と言うことです。
初めてのケーブルカーに、キョロキョロと興味津々な私達です。
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・二番ケーブルカーを待って高原バスが走るらしく、美女平で少し時間待ちになります。
立山駅は「千手が原」で、ここは「美女平」。「黒四ダムの建設資材運搬のために出来た」
と説明がありましたが、山岳信仰時の名前のように感じられます。
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・切符売り場には、室堂等、何箇所かのライブカメラからの映像が流れていて、待ちきれません。
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・1時間弱のバスの旅で、室堂に着きました。ターミナルホテルは営業準備中。
当たり前ですが、映像で見た光景が、そのまま私の目の前に広がりました。
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・立山ホテルを出ると、雪上車のわだちが「室堂山荘」へ向かっています。右前方が「一の越」の鞍部です。
「一の越」の左に聳えるのが立山連峰で、鞍部よりの一番高いのが「雄山」です。
山頂から右斜めに降りているのが、「雄山ルンゼ」。左手に、尾根の影に見える窪地が「山崎カール」です。
「山崎カール」は氷河地形として有名でしたが、研究の結果「今も氷河」であると発表されてさらに有名になりました。
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・「一の越」に向かって少し歩くと、奥大日岳を背に「室堂山荘」がたたずんでいます。
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・今日も「ウロコソール」ではないので、夫がファンスキー二本を背負って、登りだしました。
夫は、「トレーニングになって嬉しい」と言いながら、私を置いて行ってしまいます。
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・鞍部に立っているのが「一の越山荘」です。少し傾斜がきつくなってきました。
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・途中、登山の安全を見守ってくれているのだろう「小さな社」はまだ雪の下です。
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・振り返ると「ミクリガ池」が雪に埋もれ、マリンブルーの三日月のようになっています。
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・さすがに、夏シーズンには「老若男女」が登る立山です。
整備された、こんな登りを1時間弱で、山稜に立ててしまいます。
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・「一の越」には雪はありません。平日とあってか、山荘の屋根では、布団干をしていました。
ここから雄山へは、夏と何も変わりません。ガラガラの岩屑の間を登る先行者がいます。
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・山頂間近の大岩の傍らで、後ろ姿で気取ったポーズをとる夫です。
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・山頂の「雄山神社社務所」が見えてきました。頂から、せり出すように建っています。
社務所から左下へと、少し雪が見えます。そこが、「雄山ルンゼ」へのドロップイン地点です。
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・急登が一段落。岩屑も少なくなってきました。背景は、「一ノ越」から「龍王岳」方面で全面スキー場です。
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・社務所前の広場(?)からの山頂と鳥居です。丹念に積み上げられ、砦のように見えます。
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・山頂から鳥居を見下ろすと、右手に「山崎カール(圏谷)」への雪が続いています。
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・鉄柵の下に夏道が見えます。ここが、「山崎カール」へのドロップイン地点です。緩く、大きなカールです。
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・社から北方には、剣岳がドンと鎮座しています。手前に、動物の姿が浮かんでみえて滑稽です。
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・手前の動物の「雪形」が邪魔をして、どうしても剣岳の厳しさが伝わってきません。
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・社務所ごしの南方には、浄土山、国見岳が雲間に見え隠れしています。
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・黒部川の対岸に聳えるのは、「針の木岳」でしょうか? 360度の展望に感動してしまいます。
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・山頂から見る、「立山ホテル」と「ミクリガ池」です。まだまだ、立山は雪の下です。
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・頂上からの展望に満足した後には、室堂までのスキー滑降が待っています。
「山崎カール」は、もうチョッと年をとってからにして、「雄山ルンゼ」を選びました。
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・社務所の裏手が、すでにスタート地点です。下から見た限りでは、立山で最も危険なルートです。
傾斜は、40度を超えているでしょう。「転倒しないこと」と「両岸の岸壁に飛び込まないこと」が条件です。
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・スタート地点は、30度くらいでしょうか。それ程恐怖感はありませんでした。
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・インゼル状の岩を右に避けると、40度を越えるかと思える大斜面が待っています。
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・滑降したコースを振り返ります。オレンジの線が「雄山ルンゼ」で、ブルーが山崎カールへのコースです。
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・「雷鳥沢」に下るのも良いですが、左手の浄土山山腹をトラバースすると、登らずにホテルに着きます。
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・今日も連れてきた、「手作りのマスコット」と一緒に、立山連峰を振り返ります。
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・晴天はここまでです。予報どおり、にわかにあやしげな雲に覆われ始めました。
観光客が道路を歩いて、雪の壁の高さに、歓声を上げています。雪の壁にはハングルが一杯です。
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・バスが「弥陀ヶ原」を下り始めた頃には、まるで風雪に襲われているような、光景に様変わりです。
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・「雪の大谷」を過ぎても、こんな雪景色が続き、夫は「また来れそうだな!」と隣で呟いています。
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・今日は天気が良すぎて、「雷鳥」に出会うことができませんでした。
替わりに、時間待ちの間に買って、連れ帰った「ぬいぐるみ」です。
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今回のスキー山行では、良いことばかりに出会いました。

天気予報では曇りだったのに、期待したとおりに午前中だけ晴れ上がりました。      
白山、穂高、白馬、妙高など、立山を囲む山々がみんな「晴れ予報なのに、
なぜか、ここだけが曇り予報だったのです。それにしても、よく晴れてくれました。

「一の越」から、山頂を目指して登山路を登っていると、「山ガール」が軽やかに      
下ってきました。岩屑の中にいくつか踏み跡があったので゜、私達が左に避けるようなルート
をとると、立ち止まった彼女から、夫に賞賛のことばです。                      
「スキーを二人分持ってあげてやさしいですね!」 「ステキですね!」
と言って照れる夫を見ています。
このあとの私達の会話は、「『ステキ』」なんて言葉は普段使わないよね。どんな育て
方をしたら、あんなにさわやかな娘さんになるのだろう」ともっぱらでした。        

ところがです。下山して、立山ホテル内にある「立山そば」で「白えびそば」を注文して  
待っていると、中から若い女の子が出てきて「今朝お会いしましたよね!憶えていますか!」
「すれ違ったとき、声をかけたんですよ!」。なんと、「ステキ」の彼女だったのです。
店を出る時には、年甲斐も無く、ふたりして、思いっきり手を振って、お別れしてしまいました。

頂上で、一人寂しくビデオを回していた、少し太めの若いボーダーさんが、        
ホテルの写真撮影サービスのところで、声をかけてきました。「ここが、僕の職場なんです」
ということは、前出の彼女同様に、仕事前のお散歩に、山頂まで登ってきたのでしょうか?
良いところに、職場がありますね。うらやましい限りです。

吉峰グリーンパークで、温泉に入ってきました。どうやら、立山町営のようです。      
「ようです」というのは、どこにも「町営」の文字は無いのですが、「立山町」の文字が溢れて
いるのです。フロントの雰囲気も?で期待しなかったのですが、露天風呂の「超ヌルヌル」
のお湯に驚きです。露天の岩に、お湯がかかると、ツルツルして危ないくらいでした。

前回の、白馬岳で今シーズンは終わりのはずが、立山まできてしまいました。

夫は、「今シーズンは、6月一杯チャンスがある」と言い出し、次への夢を語り始めました。






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Posted by tomo
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