山と自然の贈り物の記録
24年奥穂高~西穂高岳日帰り

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8月27日(月)。夫は、前回の「槍ガ岳日帰り登山」に味をしめて、今日も一人で出かけて
います。目指すは、「新穂高~白出沢~奥穂高岳~西穂高岳~ロープウェイで下山」と言う
もので、奥穂高まで4時間、西穂高まで4時間、計8時間と言う超アバウトな計画です。

それにしても、先週の「白峰三山」は疲れました。体調不良からの復活のはずなのに‥‥‥ 。
大門沢の下降が長く、下りを得意とする私でも、翌日、翌々日と筋肉痛が残ったくらいです。
最近の私は、一週間おきのローテーションで山に行っているのですが、物足りない人が夫です。
「ローテーションの谷間にトレーニングだ」と言う理屈で、出かけています。

今回も、一人旅の自慢話のお相手をして、マニアックな山行を、まとめて見ました。





4時過ぎにターミナルを出て1時間15分。興奮していたのか、こんなにブレてしまいました。
本当は3時に出る予定だったのですが、一人は嫌なので他の人が起きるのを待ったのだそうです。
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・トウヒの林の登山路は、意外によく整備されています。まもなく、こんなプレートがありました。
ここまでの登山路は整備、手入れされ、石畳のようになっていたのに、ここから苦労を予感させます。
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・白出沢を対岸に渡ると、ありました。想像したとおり、岩を削った凄い道です。苦労に最敬礼です。
発破をかけた様子でもないので、手堀りだったのでしょうか。横断バンドのように続いていました。
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・天狗沢の押し出し。岩の様子から見て、ごく最近の
崩壊が押し出したようで、谷が埋め尽くされています。
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・「岩切道」が終わると、沢の真ん中に、こんな道標が転がっています。「鉱石」を採ったのでしょうか。
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・表示はありませんが、これが「荷継小屋跡」のようです。1日で荷揚げできずに、デポしたようです。
「岩切道」と言い、この「小屋跡」と言い山小屋を運営するための、執念と情熱を感じてしまいます。
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・右手を見ると、「天狗岩尾根」が大崩壊をしていました。「白出沢」全体が岩屑の墓場のようです。
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・右岸からの「荷継沢」もガレています。この辺りまでは、ルートのペンキマークが明瞭でした。
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・後ろの「笠ケ岳」も、前回よりしっかり顔を見せてくれています。穏やかな朝が、始まりました。
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・ペンキマークと、人の踏んだ様子を確認しながらの急登です。稜線が間近になりました。
もうすぐかと思いきや、とんでもありません。大岩に、ルートを示す矢印とともに、「130分」
との表示がありました。まさかとは思いましたが、ここから山荘まで1時間もかかりました。
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・30分くらい登って稜線直下の雪渓につきました。登山者が降りてきましたがペンキマークが
途切れ途切れで、ウロウロしています。浮石に注意をしながら、ルートを決めていきます。
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・さらに、30分かかって「山小屋」の直ぐ下まで登り着きました。ここまで来ると、登山ルートも
石畳のように整備され、安定しています。朝食の時間なのか、勢い良すぎる煙が気になりますね。
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・8時10分。出発してから丁度4時間。「穂高岳」山荘に着きました。大きく綺麗な山小屋です。
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・お客さんは、ほとんど出発したらしく、掃除機をかけています。電灯も煌煌とついています。
奥穂高岳方面は、すぐに鉄梯子が続きます。岩峰もありますが、危険はありません。
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・柄沢岳も迫り、コル一帯が山小屋になっているようです。
それにしても、素晴らしく清掃が行き届いています。
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・名高い「ジャンダルムⅠ」が、ドドーンと聳えていますが、圧倒感が無いのが不思議です。
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・山頂でポーズを競いながら、記念撮影をしています。なぜか、おおボケになってしまいました。
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・奥穂高岳山頂到着、8時40分。類人猿の横顔みたいな「ジャンダルムⅡ」。迫力が増しました。
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・飛騨側では携帯が通じなかったので、上高地を覗きながら、「楽勝」だと妻に電話。
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・ジャンダルムの先、左側。コブの頭から派生する短い岩尾根の中ほどに、ヘリがホバーリング
しています。遭難者を捜しているようですが、湧き上がる雲が、邪魔をしているように見えます。
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・これがジャンダルム? まるで、スフィンクスが横たわっているように見えます。
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・「コブの頭」辺りを右から巻いていると、飛び去ったヘリが戻っときました。直ぐ左手、岩の陰でローター
の音がします。身を乗り出すと、遭難者を吊り上げています。収容寸前でシャッターを切ることができました。
アット言う間にと飛び去っていきました。一人のようでしたけど、なぜあんな処に迷い込んだのでしょう。
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・恐れるほどのことはありませんが、ルートが分かりずらい処もあります。
ペンキ印が、もう少しあった方が良いかも知れませんが、自然ではあります。
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・「天狗の頭」への登り。背景にガスが湧き上がってきて、迫力満点の絵になりました。
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・すこしスタンスが変わると、なんでもない、平凡な岩尾根に見えてきます。
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・標識は「頭」ではなく「岳」となっています。ただの岩稜だとタカをくくっていたら
アップダウンが連続して、息が切れます。西穂高岳はさすがに遠く、まだまだです。
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・こんな風に、自力で縦走しているのは珍しいのです。すれ違ったり、
追い越したパーティのほとんどが、ガイド付きの年配者でした。
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・このスタイルが一般的です。三人の「年配女性だけパーティ」
が賑やかでした。ガイドさんも四苦八苦。元気なものですね。
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・11時。やっとやっと西穂高岳に着きました。ロープウェイで登ってきた登山者で一杯です。
リーダーの方が「どきますよ」と言われましたが、風景として写真を一枚撮らせて頂きました。
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・今日はホントに、ボケが多い。岩をつかんで、腕が緊張をしたためなのかな?
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・ジャスト12時着。出発から7時間50分。アバウトな計算どおり、西穂山荘に着きました。
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・ロープウェイまでの路は、サンダルでも歩けるものと思っていましたが、なかなか手強いものでした。
下降30分、かなりガタガタ路で疲れる、ロープウェイまでのラストランになりました。
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今回は、花の写真が一枚もありません。
穂高連峰には、ほとんど花がなかったようです。「岩切道」のところに「シャジン」が群生
していたのと、稜線の巻き路で、「トウヤクリンドウ」「イワギキョウ」「「オンタデ」が
ほんの少しだけだったと、言っています。本当は、「わき目も振らずに」走り回っていたのでは?

アバウトな計画。
同じ高低差なのだから、林道歩きの長さを差し引くと、「槍」より1時間くらい短い、4時間で
奥穂高。白出沢まで林道を約1時間30分なのだから、西穂高岳まで等距離を戻るのだから
アップダウンを考えても、二倍の3時間を見ればよいだろう。
こんな計算が、キッチリ合っていたのか、体力で合わせたのか分かりませんが、
「日帰り登山Ⅱ」が無事、達成できました。


今回も、「平湯の森」でのんびり温泉に浸かって、午後8時過ぎには家に帰ってきました。




翌日午前5時。「おーい、ジョギングに行くぞ!」といつもどおりの朝が始まりました。
「体、痛いところは無いの?」と聞くと、「なんともないよ」とは、羨ましい限りです。





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Posted by tomo
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