山と自然の贈り物の記録
26年槍ケ岳スキー

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北ア・槍ケ岳山荘のBC部(仮)に入部をしてきました(?)




・こんなに大きな高気圧に覆われるなんて、年金生活でなくてはつかめない、平日のチャンスです。
24日天気図 25日天気図



・一番アプローチが長くて、なかなか行きにくいところは?と言うことで、槍ケ岳に決定しました。しかし、
何処をベースにして、どのコースにするか悩み、夫は二つのプランを考えました。①ベースは横尾避難小屋。
槍ケ岳から滑り、赤線と緑線の合流する辺りから天狗原に登り返し、横尾尾根を乗越て本谷右股を滑って戻
る「欲張りプラン」。②横尾から単純に槍ケ岳往復。 体力が残れば①、疲れたら②にしようと言うのです。
1槍沢スキールート



・「槍ケ岳山荘」のコース案内の写真をお借りしました。常念岳の方から撮られたもののようです。
2槍沢スキールート



・槍ケ岳山荘の「今年のスタッフブログ」の25日。「BC部(仮)発足」と案内された写真です。。確かに
この日「槍沢」を滑ったのは四人ですが… 昼休み、最初に右上のお姉さんがボードで、続いて左上の
お兄さんがスキー。手を広げて滑っている私にカメラを向ける夫。いつの間に入部させられたのでしょう?
BC1槍沢




24日。今日は「横尾避難小屋」までなので、11時ころに上高地着。
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・さすがに人の多いカッパ橋。天気が良いのもあってか、平日でも観光客が一杯です。
カッパ橋


・「明神館」へは雪がありますが、除雪されて重荷が無ければ快適です。
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・いつもの明神館で、「明神岳」にご対面。雪が少ないと言うことです。
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・徳澤園。10日ほど前には1㍍の雪とのことでしたが、雪も溶け、テントも張られていました。
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・横尾の手前で河原の車道を歩くと、まるで夏山のような暑さで堪えます。やっと着きました。
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・避難小屋は、想像していたのとは違い、明るく綺麗です。水道があり、
トイレは清潔で、夜になると電気が点くと言う、ありがたいものでした。
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・避難小屋に泊まる予定で、重量を考えフライなしでしたが、
超軽量ながら、暖か~いシュラフのお陰でよくねむれました。
避難小屋内部


・横尾山荘が管理を委託されているのでしょうか?
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25日。うす明るくなった4時50分にスタートして、「一の俣」。まだ雪が乗ったままです。
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・次の「二の俣」の橋は、橋桁がはずされたままの一本橋で、緊張します。
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・尾根を乗越て朝日が当たってきました。
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・歩き出しから約2時間。スキー靴を履いたためか、夏時間より少し遅れて槍沢ロッジ。
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・ロッジの手前から沢が埋まっていたので、アイゼンを着けて雪渓通しに登って「ババ平」。
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・ワオ~ッ!!圧倒されてしまいそうな光景が広がります。眺めるのは良いのですが、これから登るんですよぉ…。
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・サクサクとアイゼンが効きます。芝倉沢とは違い、スケールが大きく、とっても明るく感じます。
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槍沢1

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・振り返ると、いつの間にか二人の後続者が現れて、グングン迫ってきます。
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・「槍沢ロッジ」のお兄さんでした。連休に向けて
旗ざおを立てに来たのですが、一人になっていました。
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・新人さんなのか、登れません。先輩だけが登り、「落石に注意しろ!」と何度も叫んでいました。
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・やっと「本物の槍ケ岳」が顔を出してきました。さっきまで、東鎌尾根のピークを、「槍」と言っていた夫。
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・どうも変とは思っていたのです。ド~ッと疲れが出てしまいましたが、除雪した雪が弧を描くのを見て盛り返します。
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・夫も「長い、疲れる」とボヤキながらも、足を逆ハに開いて、最後の急斜面をグングン登ります。
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・私はと言うと、息も絶え絶えです。無風で、熱中症になりそうな暑さに、腿まで痙攣を起こしてしまいました。
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・「こんなに急だったかなぁ?」と思えるほどの最後の登りでした。やっと、雪と氷に覆われた「槍ケ岳」に対面です。
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・下から見えたのは、この除雪車からの雪のアーチのようですが、今はお昼休みです。
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・背後の「槍ケ岳」から、「ガチャガチャ、キンキン」と音を立てて氷が落ちていきます。
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・「どちらから?」と聞くと「小屋のモンで~す。登らず滑って、また登ってきま~す。」と
言い残してボードのお姉さんさんが滑り出し、追いかけるように出てきたお兄さんは、長い
スキーでさっそうとドロップインしていきました。残りの従業員の方たちは高みの見物です。
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・私はゆっくり休みたかったのに、二人の姿を見た夫が、いつものようにせかしてきます。
先行者を見ると追いかけるいつもの癖です。待ちきれない夫に急かされてドロップインです。
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槍沢3




・カールの底には、先にに滑って行った二人が登り返す準備をしています。
槍沢5


・私の疲れもウソのように、吹き飛んでしまいました。雪質が安定して、これ以上はない大大斜面です。
青空の下は雪しかありません。気持ち良い滑りに疲れもどこへやら、テンションが上がってしまいます。
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・お兄さんの脇をすり抜けて、夫のほうに向かいます。手前の雪面が
ボコボコしているのは、槍ケ岳から落ちた氷が作ったスノーボールです。
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・すばやく身支度を整えたお姉さんが登りだし、すれ違う夫に、「楽しそうに滑って
ますね!」と声をかけ、拍手を送ると、見た事もない、満面の笑みで答える夫です。
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・その勢い、どこまで続くんですか?そんなに嬉しかったのか、何処までも滑っていってしまいます。
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・滑っている間に、飛騨側から雲が広がり、ますます高山の雰囲気が漂います。
槍沢6



・私も負けてはいられません。「大曲」にむけて、少し腐りだした大斜面をひたすら滑ります。
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・さすがに「槍沢」のスケールは壮大でした。色々な山を滑ってきましたが、これこそピカイチと言えるでしょう。
振り返れば白銀の峰々、壮大な斜面、青空に映える雲、「うう~ん!!素晴らしい!」の一言につきます。
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・「ババ平」からは、グサグサの雪を沢伝いに滑り、槍沢小屋の下で終了です。
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・朝には一本橋で緊張させられたのに、「アレーッ、橋桁が付いている!」。
登山道にも朝には無かった雪切りがしてあり、山小屋の皆さんに感謝です。
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・「槍見河原」では、「槍の穂先」が見送ってくれています。
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・3時過ぎに「横尾山荘」に戻りました。今日も避難小屋にお世話になります。
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26日にのんびり下山して、いつもの通り、徳沢園みちくさでティータイムを楽しみ、
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・庭先から、朝日を浴び始めた明神岳をながめ、
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・途中、展望の良い河原で明神岳にお別れをし、
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・カッパ橋ではやっぱり「カッパのワサビコロッケ」を食べてしまいました。
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「長かったネェ~」と言う夫。「マジ、長かったですよ~。」と私。今回はプラン②に
切り替えたものの、いつもながら、「プラン①」を諦めているとは思えません。
「横尾尾根」への登り返しは大変ですが、登ってしえば「本谷橋」まで滑ることができ、
歩く距離が半分になるのですから…。私を連れないで、今度は一人でトライですよ~。

夫は気を利かせ、「この後、松本観光でもするかい?」と誘ってくれましたが、昨日の
槍往復の疲れがた~っぷり。丁重に辞退し、SAごとに立ち寄り、お買い物を楽しみ
ながら帰宅しました。退職後の強み、平日晴天を狙っての春山スキーを満喫した山行
でした。これも、いつもボッカボーイに徹してくれる夫のお陰です。有難う~。

でも~夫の顔が!日焼け止めをぬらない夫は、眉をひそめていたため眉間の皺が
八の字に白く残り、帽子をかぶっていた額は、半分がまぁ~るく白いんです。
上高地に生息している野ザルくんを、間違って連れ帰ってしまったのでしょうか?。







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Posted by tomo
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