2016.
06.
24
10:27:02
梅雨の合い間に晴れの予報。しかも土日。夫の帯状疱疹が癒えてないので、静かなお花見山行が出来る山は?
・尾瀬の山小屋泊りでのんびりしたい、と夫は言いますが満員です。
次に選んだのがここ。山頂ヒュッテでノンビリしたいなんて大丈夫?
・18日。選んだのは小赤沢登山口からのルート。トイレ前とその奥を合わせて、50台位が駐車していました。
・私も夫も、初めての秋山郷。苗場山も初めてなのです。どこにどんな
お花が咲いていたか分かりやすくするために、標識も写していきます。
・現れたエンレイソウ。直径30㎝はあろうかと言う大きさに、パチリ。
・期待していた、お花の山予感。登るにつれて次々とお目見えです。
・ブナも素晴らしいけれど、桧の大木もすごい! 大雪の中を生き抜いてきた力強さを感じさせます。
・ここでもヒカゲカズラが、日向で育っています。
・コゼンタチバナの群落がおおきくなり、ミドリのものも。
・沼があるほどに湿っていますが、泥にまみれるようなことはありません。
・コゼンタチバナの世界から、コイワカガミに移り変わってきました。
・急坂を登りきり、ここからは湿原とそこに咲くお花達との旅になります。
・最初に出逢った小さな池溏。ハート型の姿が愛らしい。
・あまり早くヒュッテに着かないよう、ゆっくりゆっくり歩いてきました。
・穏やかな夕暮れがきて、月が昇り、夕日が沈んでいきます。
19日。午後から雨模様とのことで、3時過ぎからガタガタと…
・強い風が吹いて、意外なほど寒さをを感じる、夜明けになりました。
・俯瞰した構図で撮りたい、と言って木に登ってしまった、子供みたいな65歳。
・久しぶりに影絵を思い出し、湿原に二人の姿を映し出してみました。
・昨日は咲いていなかったのに、モミジカラマツがほころびだしてきました。
・登り目線と下り目線では見えるものが違うらしく、ミゾホウズキやキヌガサソウの姿が。
・昨日は、沢山のタケノコ採りに出逢いました。「登山を装った人もいますね」
と話すと「まぁ~登山者は僅かしか採れないから」と言うので、ほんの少し…
・今日も、ゆっくりゆっくり下って、温泉の営業時間に合わせました。
・小赤沢温泉。名前の通りに、鉄分でとても赤い温泉です。温泉成分も豊富と案内されています。
湯上りに、お蕎麦と山菜定食を頼んでいるところに着いたオジサンが
大きな声で「ここまでの道路はなんなんだ!雨でも降ったら、普通の人
では、運転できない!今来た道は帰れない。もっと良い道は無いのか」
「温泉の宣伝ばかりしていないで、こんな道だと知らせろ!」とお怒り。
まぁ、確かに国道は細いけど、秘境秋山郷ですから。我慢して下さい。
ゆっくりゆっくり歩いて、お花を探しながらキョロキョロと。こんな登山が
私は好きですよ。夫が体調不良になると、こんな山旅が出来て嬉しい
のですが、不謹慎とも…。お花を堪能することが出来た苗場山でした。