山と自然の贈り物の記録
24年会津駒ガ岳山スキー
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「今年の冬には、上高地に行こう!」と言い続けていたのに、「思いだけ」で終わってしまいました。
大雪が降ったこともありますが、「思いだけ」では出かけられません。
1月に出かけられなかったから、2月にはなんとか、と思っていても3月になってしまって、
「もう来年だな」となってしまいました。

春スキーは、「会津駒ガ岳」と決めていたので、今回は雪が絞まるのを見計らい、16日の月曜日に
「やっと、やっと」出発をしました。




・駒ガ岳登山口の案内板です。まだまだ雪が多く、路肩に駐車して出発しました。
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・登山口に向かってすぐのトイレは、雪に埋もれたままで、春はまだ遠くです。
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・林道の雪も、こんなにあります。平日なので、私達夫婦二人だけの静かな入山です。
(後で、8合目付近で新しいシール跡に気づき、多人数の先行者がいたことに気がつきました。)
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・「下の沢本流」が二分します。雪解け時ならではの水量、春を感じさせてくれる勢いがあります。
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・林道が「上の沢」を横切ると、多くの踏み跡が上の沢に入っていきます。そのまま林道を進む者は、
ほんの少しです。私達も、「多勢に」したがって上の沢の足跡をトレースしていきます。
ますます雪解けらしい風情になり、天気も上々。気分がうきうきしてしまいます。
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・まさに春山。でも、この先で気分が引き締まってきます。こんなに一杯だったトレールが、すぐ先で
入り乱れてきました。どうも、上の沢からは登るのは、統一されたルートではないのかも知れません。
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・うきうき気分だったのに、心配した通りになってきました。先行者の(前日の日曜日の)足跡が乱れてきました。
地図を持たない、「いい加減な登山者」な私達には、唯一の頼りだったのに!  勝手な言い分ですが。
先を覗いても、夏道に上がる斜面は急で雪が途切れがち。右に回って林道に戻ろうと尾根を回りこんでいたら、
こんな落し物が一杯ありました。 鹿なのか「カモシカ」なのか? ウサギの落し物もありました。
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・林道の途中に雪崩が一箇所あり、なにか、前途を暗示させるような光景でした。
見慣れた林道の終点には、雪に埋もれてこんな標識が立っています。
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・登山口の、木の階段には雪がありません。ここからは、スキーを担いでいくこととします。
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・しばらくは雪が無いので夏道を歩きます。思ったより登りやすかったのですが、雪が出てきてからが大変。
雪を踏み抜いたり、グサグサの雪に足をとられたり、ブッシュをかいくぐったり、で落ち込んでしまいます。
やっと、スキー登山に向いた斜面となって、遅れたペースを取り戻します。
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・この辺りが、秋に見た、大木の森でしょうか。ブナの大きいのがありますが、ミズナラも大木があります。
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・今年は、記録的な大雪がありましたが、その影響でしょうか。ブナの倒木が多くみられます。
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・やっとヘリポート跡に登りつきました。それにしても、台地に飛び出すまでは大変でした。
スキーで登るのがきつそうだったので、「つぼ足」に変えて登ったのですが、グサグサの雪で
ラッセルしているみたいです。
足跡が一杯あっても、入り乱れていて、「ラッセルドロボー」は出来ませんでした。
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・ここからは、正真正銘のスキー登山の山になりました。登っていくと、ブナ林の向こうに
三ツ岩岳の山頂が見えてきました。秋に来た時に気づかなかった、大規模のブナ林に感心です。
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・夫は体調不良なのか、三ツ岩岳の山頂が大きく見えてきたところで、
「今日はここまでにするか?」と聞く。  「敗退クセがつくよ!」と痩せ我慢の私。
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・毎朝の1時間ものジョギングは何だったのだろうか?効果が出ていれば、このくらいの斜面は
ルンルンの筈なのに。そんな怒りのパワーも手伝って、頂上を目指します。
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・悔しいことに、どうしても夫に追いつけません。ブルーモリスのファンスキー「うろこソール」と言う、
とてもマニアックなスキーを履いてきました。    これが、今日の深い新雪には合いません。
雪が深いため、ファンスキーではかなり潜ります。抵抗が大きくて、パワーがついていけません。
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・耐えに耐えて、やっと針葉樹林帯を抜け出しました。こんなに、見事なブナ林だったのか!こんなに
大きなトドマツが、こんなに一杯生えていたのか!秋山の印象とはまったく違った、駒ガ岳がありました。
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・尾瀬燧ガ岳の遠望も素晴らしいです。うまく写っていませんが、傾いた太陽光で輝く残雪も見えました。
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・先行者が、山頂から十数名降りてきます。あんな大斜面なのに、ターンのたびに休んでいます。
とても楽しんでいるとは、思えません。「あんな大斜面を、貸切にしてうらやましいな」と言う思いと
「下の沢に滑り込んで、登り返しが大変ですよ」と言う思いが交錯してしまいます。
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・もう2時を過ぎてしまいました。もう少し早く出発するべきでした。秋山のイメージが強過ぎて、
簡単に登頂出来ると、タカをくくっていたのが、残念です。期待していた、「可愛い山小屋」も
雪の下に埋もれて、見ることが出来ません。
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・「山頂を踏みたかった」と言う思いもありますが、ここは、頂上を諦めて、そろりと滑り出しました。
シャッターチャンスが悪く、足を開いていて滑りにくそうにしていますが、意外に快適です。
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・私のずっと右側の、小回りを利かせたシュプールは、夫のものです。狂ったように雪に飛び込んでいきました。
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・私も、負け続けるわけにはいきません。ファンスキーの短さが効して、ターンに雪の重さを感じません。
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・こんなシュプールを描けるのは、山だからこそです。 爽快さに惹かれて、今日も頑張ってしまいました。
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・針葉樹が終わる辺りで、下の沢から上り返してきた「頂上にいた団体」に会いました。
先の写真に写っていたただけで、12人はいました。
案の定と言っては申し訳ありませんが「気の毒なほど、疲れ果てている様子」でした。




・尾根が狭まっても、登りの「乱れたつぼ足」も苦になりません。ますます快調に飛ばします。
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・台地状の、ヘリポート跡と呼ばれるところに戻りました。前方が降りてしまった尾根です。
急斜面の下のほうには、赤布がついています。そのかなり下にも、赤テープがついていました。
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・多分、登った「夏道」は、こっちの方角だと思います。少し雪の縁を左に回りこんだ夫が、
「変だなあ!こっちに足跡が無いぞ!」と言う。
「滑りに夢中になってしまって、記憶を違えてしまったかなあ」と、今日の夫は心もとない。
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時間が遅かったために先を急いだのか、楽しい滑りが正常な判断を狂わせてしまったのか、
珍しく夫が判断を誤りました。
自分の記憶を確かめるより、ブナ林についた「赤布」に引かれてしまったのです。


尾根はどんどん沢に落ち込んでいき、斜面も急になっていきます。
とても正規ルートとは思えませんが、方角的には間違ってはいないので、
腹を決めて沢床に降りることにしました。


降りてすぐ、雪崩跡があったので苦労して乗り越し、ホッとして再び滑り出しました。
ところが、もう一難。
雪解けが進んで、スノーブリッジが消えた箇所に出会ってしまいました。
幸い水量も多くなかったので、岩伝いに渡りきり、そこからはほんの少しで
正規ルートに合流でき、やっとやっと生きた心地に戻りました。


下の沢の林道に出ると、夫はルートを違えたこと等、まったく忘れてしまったようです。
無数の「つぼ足」で林道はボコボコに穴が開いていますが、意外にスキーが滑ります。
ファンスキーとは言え、さすがスキーの一員です。あっという間に、車にたどり着きました。

夫はリベンジしたいと言っていますが、私は他の山で楽しみます。






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Posted by tomo
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