山と自然の贈り物の記録
24年竜神川流域名残りの紅葉

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12月2日。今日は「常陸太田市ボランティアまつり」の、「福祉バザー」に参加します。
夫は、前々から出店の手伝いを約束してくれています。朝から快晴で、「抜けるような」と言う言葉
どおりの、青空が広がっています。まったくの素晴らしい「お祭り日和」となりました。昨日は、
「一日中山を駆け回るんだ!」と言っていたのに、雨や雪が降って、予報ははずれてしまいました。
水曜日にも「1日快晴」との、天気予報で休暇を取った夫。雨にたたられて、土曜日の昨日に賭けて
いたのに、「走りこみ」が出来ず、気の毒様としか、言いようがありません。      

「福祉バザー」終了後の片付けも、手伝ってくれることになっていましたが、あまりにも落ち込んで
いるので、「片付けはパスしていいよ」と言うと、夫の顔に生気が戻ってきました。



・今朝の寒さは凄いです。我が家の「睡蓮鉢」の氷が、この通り。4~5㎜にもなりました。
ニュースで、水戸などで「初雪」があったと報じていましたが、積もったとは思いませんでした。
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以下は、私達がバザーに精を出している間に、「嬉々として」紅葉に浸ってきた夫のレポです。



【「竜神川」から「上山」への山道には、「もういらない!」と言うくらい紅葉が残っていたのだ。】
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いつも、アバウトと評されてしまう計画は、以下の通りです。

竜神ダムサイト駐車場~竜神尾根~武生山~亀ガ淵への尾根を下って上山分岐~竜神川支流
~烏帽子岩基部~竜神川~上山ハイキングコース~篭岩山~裏縦走路(往)~表縦走路(復)
~釜沢越~つつじヶ丘~上山~三葉峠~亀ガ淵~竜神ダムサイト駐車場





第一ステージは、「竜神尾根」と「上山分岐尾根」までのモミジ              


・9時30分。ダムサイトの蕎麦屋さんは営業しているようですが、お客さんは少ない様子。
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・竜神尾根に取り付くために、少し店から戻ると、こんな紅葉が残っていてうれしいスタートになりました。
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・竜神尾根の遊歩道を登り出すと、調査なのか、10mおき位に赤テープが付いています。
「日だまりハイク」と言っても、戦国時代の「山城跡」とか、今では集落のお墓もあり、
「兵どもの亡霊」が手を伸ばしてくるような気がして、心穏やかではありません。
尾根が少し緩んだところに「雪」残っていました。嬉しくて、写真を撮ってしまいました。
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・さすがに落ち葉が一杯です。「もうダメなのかな」と諦めかけていたら、「高倉城跡」の台地状
になった付近から、「モミジ」と、「ダンコウバイ」が色づいていました。「コナラやクヌギ」等
は落葉したが、寒さに強いものは残っている、ということのようです。楽しみが出てきました。
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・とくに「ダンコウバイ」は見事です。この辺りの尾根では、「私の季節だ」と言わんばかりの姿。
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・「山城ハンター」も手こずる急峻な尾根上の「城跡」から、リッジを越えた斜面にも、モミジです。
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・尾根上に、不思議な鉄のポールが立っていますが、尾根の左下には二軒の民家があったそうです。
こんなところに「ウソでしょう」と思いますが、この上の民家の「井上さん」が教えてくれました。
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・竜神尾根を登り着いて、少し雪の残った山道を下ると三軒の民家があります。
「高倉城」のあった「室町時代」に「お台所役」だったと言う「井上さん」の
前を通ると、「どこから登ってきた?」と声がかかりましたが、先を急ぎます。
前回には、1時間以上も話し込んで、昔の生活や歴史を教わったものです。
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・すぐ下の民家の入り口に、この車があります。「猫バス」みたいで、いつも気にかかります。
妻は「こんなものも撮ったの?」と言いますが、なんとなく惹かれてしまうのは、私だけなのか。
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・「宝剣洞」へ向かう途中、車道を離れて山道へ直進すると、またまたモミジが元気。
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・モミジ大木の手前に、車が1台駐車しており、人が住んでいるようです。
この下に「本宅」だと言うおばあさんがいて、「借りたいと言う人がたくさん
いるけど、貸さないんだよ」と言っていたのを、大分前に聞いたものです。
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・「宝剣洞展望台」の真正面に「明山」が鎮座しています。竜神川渓谷の盟主のようです。
私達は「アケヤマ」と読んでいるのですが、井上さんは「ミョウヤマ」だと言っていました。
「アケヤマでは?」と聞くと「この辺では、昔からミョウヤマと呼んでいる」と言うのです。
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・「亀ガ淵」への尾根を駆け下っていくと、「上山」への分岐が、こんなに立派になっていました。
私達が始めて訪れた10年くらい前には、ほとん廃道だったのに、登山ブームがここまできています。
藪に覆われ始めていた古道を、年に2回ほど「草刈隊と称して」、整備していた頃を思い出します。
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・「竜神川支流」に下る尾根は、明るく、まるで登山道のよう。
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・支流に降り立ったところに、古い案内板があり、昔は消えかけていた文字が、復活していました。
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・対岸に渡って、植林した杉林の中を登ると、「烏帽子岩」の基部。3~4名降りてくるのが見えました。
声をかけると、「上山」から「亀ガ淵」経由で来たということですが、かなりの年配者グループです。
「気をつけて!」と言って「竜神川」に下ると、静かな淀みが冬枯れの様子を映し出していました。
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・あんなにいた魚は、何処かに隠れてしまって、姿がありません。
春先には「ウジャうじゃ」と群れ泳ぐ魚に、オニギリを分けてあげ
ていたのに、秋になると全く姿を見せなくなってしまうのです。
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第二ステージは、「竜神川」~「上山ハイキングコース」までのモミジ
                    

・「上山」への登りにかかります。ここも、よく踏まれています。残念!ここからのモミジ谷に
期待をしてきたのに、足元には落ち葉が一杯。「この辺も、もう終わったな!」と進むと‥‥。
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・「なんとなんと!モミジが残っています。」谷筋から離れるほどに、モミジが「満開」になってきました。
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・左手の枝沢側にもありますが、右手の斜面一杯にモミジです。小尾根を二つ捲くまで続いています。
しかも、目の前だけではありません。稜線の方まで続いています。一人で見るのは、とても勿体ない。
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・淡い期待を持って、出かけてきてはいたのですが、これでもか、これでもかと次々に迫ってきます。
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・本当に一人で見るのは勿体ない。しかし、先を急いでいます。大変失礼だと思いながらも、次を目指します。
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・やっとモミジが落ち着いたと思っていたら、谷底には雪です。
この時は、昨日大雪が降ったと知らないので、大ハシャギでした。
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・モミジの紅葉を満喫した上、初雪まで見てしまって、幸せだけの一時。
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第三ステージは、「上山ハイキングコース」のいくつかのモミジ谷   


・「上山ハイキングコース」の稜線は、「ダンコウバイ」の独り舞台。時折りこんなモミジがありますが。
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・「一枚岩」には、誰もいません。いつも、たくさんの登山者が昼食を
とっている場所。寒々とした冬枯れの様相で、休憩する気がおきません。
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・「中武生山」と一軒家。いつみても、羨ましいところに住んでるように見えますが、大変なのかも。
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・「一枚岩」をスルーして、モミジ谷を経由で「篭岩山」に向かいます。
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・いつものモミジ谷手前に、紅葉と「ダンコウバイ」の黄色が、鮮やかに残っています。
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・毎年満足させてくれる、西側斜面のモミジ谷にはほとんど葉がなく、「ダンコウバイ」だけが鮮やかです。
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・モミジ谷の後は「篭岩展望台」へ下らず、「篭岩山」向かって登り返していきます。
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・左の谷に下って、沢を二本ほどトラバースしていくコースも
あるのですが、今日は岩稜伝いに行きます。二本目の沢の
源頭付近には、真っ赤なモミジが残っているのが見えました。
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第四ステージは、「篭岩山」から「裏縦走路と表縦走路」のモミジ              


・「篭岩山山頂」には3人の登山者がいて、リーダーさんはザイルを肩にしていました。「篭岩展望台」から
「湯沢源流」を溯ってきたのだそうです。山域に詳しそうな方でした。ここまで、2時間15分。私が駐車場
を出た時間にスタートしたということです。つい写真を撮り忘れて「裏縦走路」に入ったところで撮りました。
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・「裏縦走路」などと言う道があることを知らなかったので、今回始めて飛び込みました。
「コナラ」の林が多いため、ほとんど葉っぱが付いてなく、チョッと季節はずれの感じです。
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・最初のうち雪に喜んでいたのに、足が冷たくてしようががありません。「ツクバネ」が残っています。
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・とつぜんに赤が広がりました。ほんとうに名残りのモミジです。ゆるやかで広い、モミジ谷です。
これは「湯沢源流」のモミジですが、「竜神川」方面にも雪とモミジの木が見え隠れしていました。
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・意外に「裏縦走路」は手強いです。藪あり雪ありで足が凍えるのに、ルートにも目が離せません。
一時間近くも雪を巻き上げながら走ってきたので、足は凍傷しそう。ジョギングシューズですから。
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・今回の山道で、初めて見る「赤い実」。枯葉色の中で、ホッと癒されて、また元気が出てきました。
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・はじめての「裏縦走路」の終点。地図も持たずに、「勘」と「踏み跡頼り」のワイルドな山行でした。
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・先日、「黄色」のあでやかさに感激した株の「ツツジ」の葉。今日は、少し赤みを帯びていました。
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・先日と同様、航空写真のような「大円地山荘」。さらに、「曽根」の鮮やかさが増しています。
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・この頃になると、空がドンヨリしてきました。一応「男体山」にも収まってもらいました。
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・「藤井越え」に向かう登山路。雪が消えている部分は、たくさんの登山者が歩いた証拠です。
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・先週歩いた「藤井越えから古分屋敷」に下る分岐点に着きました。まだまだ、足が凍えています。
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・久し振りに「入道岩」を眺めます。鷹取岩山頂付近は、岩が崩落して、道が寸断されているように見えます。
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・「釜沢越」に向かう途中に、「曽根越」の表示もあります。ここにも古道があったようです。
なんかの地図に「湯沢側」に下る「曽根」と言う、尾根道が記されていたのを思い出しました。
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・466m峰辺りにも、「モミジとダンコウバイ」が、鮮やかな色合いを見せています。
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・「釜沢越」には、昔の生活感が漂っています。山桜の根元に祠があります。このあたりの「湯沢源流」
にも魚がたくさんいたのを思い出しました。人が持ち上げたのか、滝が出来る前に生息していたのかと
悩んでしまいます。それにも増して、ここから男体山に向かって川が続いていること自体、不思議です。
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「篭岩山」に向かおうとも思いましたが、歩いたことの無い「つつじケ丘」から「上山」へのコース
を選んで、杉林の道を下ります。「崩落有り」と書いてありましたが、問題はありませんでした。
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・急な杉林を抜けると、突然によく整備された登山道になります。
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・数は少ないですが、南斜面にはモミジが残っています。二又を直進せず、左にショートカットする
旧道は、畑の跡で藪になっていました。「不似合いなほど立派な別荘」脇から、道路に出ます。
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大きく右カーブするところから、またしてもショートカットして下ると、モミジの絨毯に出会えます。
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・「不動滝」への登山口を過ぎ、パノラマラインを「つつじケ丘」へと登ります。
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・これは登山路ではありません。少し前までの生活道路だったものです。
両側には山桜が植林されて、百本くらい大木があります。「山村の民が、
登降の苦しさを癒すために植えたものかな」と想像してしまいます。
40年以上前に通りましたが、花の咲く季節にまた訪れたいものです。
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・冬枯れの「上山」集落。土浦ナンバーのご夫婦に「大丈夫ですか?」と声をかけていただきました。
2時半過ぎ、一人でトボトボ歩いているのを心配して、車を停めてくれたのです。ご心配をかけました。
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・いつの間に、こんなに品が悪くなったのでしょう。入り口を見過ごしてしまった者の、仕業でしょう。
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・少しですが、三葉峠の手前にもモミジの紅葉がのこっています。2時50分になってしまいました。
空模様がかなり怪しくなってきて、夕暮れも迫ってきます。でも、ついカメラに手がいってしまいます。
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第五ステージは、「三葉峠」から「亀ガ淵」に下る尾根のモミジ               



・あと1時間くらいしか、明るさがありません。急いで峠を後にします。暗くなってから彷徨っていると、
秋の上高地の二の舞になります。サルはいないのでしょうが、山道では何度も「溜め糞」を見てきました。
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・谷から離れて尾根を下り出すと、ここにも期待以上の紅葉が残っていました。夕暮れ時なのと、先を急いで
いたので、写真にこだわらず2~3枚撮っただけで駆け下ります。「こんなに良い道だったかな?」と言う感じ
がします。きっと、刈り込みをしてくれたから感じるのでしょう。わき目を振りながら、駆け下っていきます。
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・沢沿いの道には「黄葉」が一杯に敷き詰められています。しまった
カメラなのに、またまた取り出して写真撮影をしてしまいました。
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・「亀ガ淵」まであと350mの表示を見て、俄然、元気が出てきました。誰も居ないものかと思っていたら、
観光客の声がします。子供連れもいます。もう、3時を過ぎているのに、まさか、このままここで(?)
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第六ステージは、遊歩道のモミジと最終RUNです          
                     
3時8分。エネルギーチャージして、ランニングの開始です。ここまできてしまえば、怖いものはありません。
明るいうちに、駐車場に帰還できることが約束されています。最初の急坂を難なく登りきってしまいました。
いままで何回も歩いて上った道を、信じられない思いで走りきってしまいました。途中何人かのハイカーを
追い越しながら、ますます走りが冴えてきます。

遊歩道脇の、「植樹」や「天然」のモミジがきれいです。スタート地点の、蕎麦屋さんのところでも見事な
紅葉だったのですから、紅葉していないわけはありません。ほんとうにキレイです。ダンコウバイとモミジが
コラボして夕暮れの竜神峡を明るくしてくれています。 3時32分。ゴールの駐車場に到着。

6時間の「モミジ狩り」と「山道RUN」が終りました。ふう~っ、疲れたぜ!






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Posted by tomo
comment:4   trackback:0
[茨城の山
comment
このルートを6時間ですか。
距離も凄いですが写真も綺麗です。
まだ紅葉が見られますね。
輝いて綺麗です。
2012/12/05 20:58 | | edit posted by yamasanpo
yamasanpoさんへ
一人旅で寂びしかったのですが、竜神川の周辺は
紅葉がたくさん残っていました。
狙いはぴったりでした。降雪のことは思いもよりません
でしたから、本当に凍傷になるかと思いました。
前日出かけていたら、「雪景色が見られていたのに」と
残念なのですが。
2012/12/06 05:55 | | edit posted by nagai
いつも拝見させていただいております。紅葉が綺麗ですね。それともカメラワークがプロなのか癒されています。
ネコバス風の車の次のもみじと樹木のアングル等、最高です。楽しみにしております。
2012/12/09 14:50 | | edit posted by yoshinari
yoshinariさんへ
いつもお褒めのコメントをありがとうございます。
今年の紅葉は、ほんとうに綺麗でした。素晴らしい光景に
出会えたから、綺麗な写真になったものです。
才能があると言えば、少々のことにメゲズに、チャンスを
ものにすることくらいでしょうか。
褒められましたので、夫はますます張り切ってしまいそうです。
2012/12/10 20:18 | | edit posted by nagai
comment posting














 

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