山と自然の贈り物の記録
25年谷川岳西黒沢スキー滑降
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先週末は、yoshinari家のクリスマスローズを見せていただいた後、久慈川から里川沿いの
ジョギングをしました。お花見と蓬採りの時間を含めて、3時間もかかって家に戻りました。
「日立桜ロードレース」も走りきることができるでしょうか …… 。
その後、長男が帰宅し、最近調子が悪くて、買い替えたパソコンのセットアップをして貰い、
夫は風にあおられた物置のトタン板を珍しく日曜大工、で一日終わってしまいました。



3月27日、全国的に雨模様だと言う予報なのに、夫は「苗場とか谷川岳は晴れる」と言って
休暇をとって帰宅し、当日朝「晴れから曇り」の予報の中、谷川に出かけて行きました。
「天候次第。持てば、一ノ倉岳から芝倉沢。悪くなれば、天神尾根往復だよ」と言って、

 雨のパラつく6時前に一人出かけた、夫の「芝倉沢敗退」のレポートです。 




・10人は乗れそうな、「フニテル」にたった一人。メッチャッ遅いゴンドラです。
ご覧のとおり、2本のロープにぶら下がっているので、「風に強い」が売りです。
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・残念ながら、25日から4月12日まで、「天神峠リフト」は休止です。
水上あたりから晴れ間があったが、山頂はガスの中。先行者が数人います。
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・簡単に尾根まで上がれました。リフトが休止でも、ダメージは無しです。
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・振り返ると、「天神峠リフト」トップの建屋ガ見えます。
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・昨日は20cm位の積雪があったとのことで、ここは新雪です。
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・この天候では、「芝倉沢」は無理ですね。天神平から田尻沢と言うのも
つまらないので、「西黒沢」源頭から沢筋の様子を丹念に観察しておきます。
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・避難小屋手前のトラバース道からの、見事なブナ林。40年くらい前に滑ったことがありますが、
こんなに見事なブナが、谷底まで続いていた記憶がありません。かなり必死で滑った記憶があります。
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・尾根に戻ると、こんなきれいな霧氷がついています。風が強くて、氷のつぶてが頬を打ちます。
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・春を愉しみに来たのに、今日は冬が舞い戻っています。
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・「熊穴沢避難小屋」が少し顔を出している向こうに、登山者が下ってきました。
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・長いスキーを担いで、もう一人下ってきました。風が強いので、諦めてここから滑るとのことでした。
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・限界まで登ろうと急斜面をいくと、最初の露岩。左から巻くように登ります。
エビの尻尾にまとわりつかれ、凍える潅木。新芽が赤く膨らんできています。
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・さらに行くと、また露岩。今度は右から巻きます。GPSで確認すると、標高1,710m付近。
「天狗の留まり場」と言われるあたりでしょうか、斜面が緩くなり、風も避けられます。
頂上まで標高差300メートルだが、視界は3~5m。敗退の一人撮影をしていると、突然
ガリガリッとスキーヤーが。ほんの、数メートル先で、敗退の準備をしていたとのことです。
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・気をつけて!と見送り、スキーを付けている脇を、「サクサクッ」と静かに紳士が登っていきました。
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・春のうららかな日に、ノンビリハイクも良いけれど、こんな風雪も結構好きです!きれいです!。
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雪面はガリガリ。視界もほとんどなし。旗とGPS頼りで、面白い訳ありません。
ガスの中に人影が浮び、何人か登ってきますが、挨拶を交わす余裕もありません。
「熊穴沢避難小屋」コルにつきました。ここから、「西黒沢」へのルートは、
ガスで見えません。登りでの偵察を活かして、一気に谷底まで滑降です。



・雪質を見定めながら、白一色の斜面を滑ります。削った新雪が、スノーボール
となって転がる傾斜です。途中で一息つき、滑ってきた方向を撮ってみました。
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・ガリガリバーンと、風で硬く絞まった新雪を滑って、ガスが切れるところに出ました。目の前が真っ白
なものだから、怖さも無いけど、楽しくもなし。平衡感覚を失って、頭は船酔い状態になってしまいました。
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・谷底に下りて一安心。「西黒沢」本流はなだらかで、デブリもありません。
地図では、「熊穴沢」は小屋の下流に突き上げているので、滑った沢は
「西黒沢本谷の左俣」にあたると思います。沢床へは一番安全なルートです。
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・左岸には、ブロック雪崩のデブリもでてきましたが、驚くようなものではありません。
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・このあたりは、下流を見てもなだらか過ぎるくらいで、物足りないほどです。
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・ザンゲ岩方向からの、大きなブロックが押し出してきました。
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・左右からブロックの押し出しもありますが、沢筋を塞ぐことはありません。
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・少し傾斜が出てきて、新雪へのシュプールも、好きなように描くことができます。
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・高度を下げていくと、新雪からザラメ状の春の雪質に変わり、
あっという間に「田尻沢」滑降コース(ゲレンデ)に合流です。
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・フニテルが、頭の上をゆっくり下山していくところに、出会いました。
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・「田尻沢」コースは、スキー場の一部なので、しっかり整備がされています。
ザラメ雪の滑降コースを一気に滑って、フニテルを追い越し、ゴールしました。
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ゴールして、スキーをはずそうとしていたら、ザザーッと雪を鳴らしてボーダーが
私の後ろに止まり、バチッバチッとビンディングをはずしたと思ったら、もう歩き出し
ていきます。後姿も颯爽とした「若い?女性の方」でしたが、トレーニングでしょうか?

家を出てから帰宅まで約8時間。BCスキーの時間は約2時間ちょっと。

またの機会に、「芝倉沢」に再チャレンジ。来年になってしまうかな?







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Posted by tomo
comment:4   trackback:0
[山スキー
comment
急斜面を滑降よりも滑り落ちないかと心配な風景ですネ。!
くれぐれも安全第一と健康維持を願ってます。
2013/03/30 08:06 | | edit posted by yushi
yoshinariさんへ
いつもご心配をしていただき、有難う
ございます。
人の足では難しいところも、スキーを
はくと、安全に降りることができるものです。
自然の変化が楽しめた一日でした。
2013/03/30 09:00 | | edit posted by nagai
気力、体力・・人並みはずれたものです。
急斜面をスキーで、自分には想像できません。
素晴らしいの一言です。
2013/04/01 08:17 | | edit posted by yamasanpo
yamasanpoさんへ
「芝倉沢」どころか、天神尾根中退です。
昔とった杵柄、と言っても40年も前のことですが。
今のように、BCスキーが流行る前には、足繁く
通っていたものです。
多くの人が登っているので、今昔の感があります。
2013/04/01 10:27 | | edit posted by nagai
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