山と自然の贈り物の記録
飯豊・門内沢スキー

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週末、帰省した子供のお付き合いで買い物に行っていた間も、夫は庭仕事です。
庭の手入れがひと段落したところで、「いそいそと」山の準備をはじめました。
先週の「飯豊・石転び沢」が気に入ったので、今度は「門内沢」行きのようです。


 以下は、夫のレポートです。 


・平日でも、飯豊には人がいて、トレランスタイルの登山者が駆け出しました。
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・いままで、雪渓があれば雪渓しか登ろうとはしませんでしたが、今回は
花を見るために、尾根から登ることにしました。急坂の連続らいしですが。
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・本当にキツイ登りが続きます。初めてで無ければ、避けてしまうでしょう。
「飯豊山荘」。「昭和30年頃」の写真ではブナに覆われていないのですが。
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・「一体どこまで続んだ?」と言う感じ。「ナラ枯れ」だと聞きますが、枯れた大木が伐採されています。
兼用靴にアイゼンと比べると、急坂にも足は軽く上がります。最初の小ピークから、残雪の稜線を展望します。
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・やっと「湯沢峰」。「石転び沢」の展望で、元気百倍と言いたいところ
ですが、はるか高みに峰が続き前途多難。4時間を見込んでいるのだから
当然のこと。本音では、もう着いて欲しいのですが、まだ1時間です。
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イワカガミの葉っぱばかり見てきましたが、花も咲き出しました。


・春ゼミがかしましい中、「ムラサキヤシオ」がポツリポツリ、癒されます。。
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・数は少なかったのですが、頬紅をつけたような「ウラジロヨウラク」。
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・急登を過ぎて、程よい傾斜のブナ林を抜けて「滝見場」。滝より「石転び沢」
の方が気になります。見ると、先週に比べて、極端な雪解けはないようです。
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尾根が緩んだ所に残雪があり、周辺では花が咲いています。


・色抜けなのか、白花なのかな?やけに白い「コイワカガミ」。
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・駐車場わきにも咲いていた「オオカメノキ」。至る所にあります。
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・「タムシバ」は、雪が消えたばかりの尾根に、僅かばかり咲いています。
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・やけに尖がった「カタクリ」。今にも空に、飛び立ちそうな姿です。
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・まだ残雪に押し倒されたままの「マンサク」に、花が咲きました。
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・「イワウチワ」も沢山ありますが、「鍋足山」の花のほうが好きです。
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・今度はピンクの「コイワカガミ」。小豆色のように、もっと濃いものもあります。
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・「シラネアオイ」はこれからのようです。色がうすく、華奢な感じがします。
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・水のある近くには「ショウジョウバカマ」。短躯でガッチリとしています。
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・「ノウゴウイチゴ」と言うそうですが、道端の蛇イチゴに似ています。
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・傾いた「五郎清水」の道標。右下の水場から、水音がします。
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・「滝見場」には寄らなかったのですが、「滝」も「石転び沢」も、ここからもよく展望できます。
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少しずつ花が増えてきて、足を止めての、撮影が多くなります。


・「シオガマ」を撮ったつもりでいたら、あれ?少し違います。
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・「キバナニガナ」は良く見ますが、白花もあるのですね。
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・「シャクナゲ」は、これ一株しか見かけませんでした。
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・「カラマツソウ」。これも、あまり数を見かけませんでした。
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・またしても「コイワカガミ」。白とピンクの中間色。一杯です。
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・登山道にも残雪が出てきました。暑い中に、冷気が立ち込めます。
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残雪をやり過ごすと、またまた花が迎えてくれます。


・「ナナカマド」。標高が上がるにつれて増えてきます。
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・「ゴゼンタチバナ」。咲き始めは清楚で凛としています。
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・おお~っ!憧れていた「ヒメサユリ」がやっと姿を見せます。
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・上の写真、「ヒメサユリ一輪」を撮って喜んだのに、噂に聞いた「ヒメサユリロード」が、本当に現れました。
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・「ヒメサユリ」が、これでもかと!。それより「山頂間近」の雰囲気。出ました。「梶川峰」です。
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扇ノ地紙山」につづく、緩やかな稜線は、花が一杯です。


・「コバイケイソウ」は少し地味だと思いますが、大きな群落を作ります。
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・かわいい「ツガザクラ」も、道端沿いにたくさん咲いていました。
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・小さな池塘脇の湿原に「キスゲ蕾」。開花はもうすぐです。
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・「キスゲ蕾」と競うように「イワイチョウ」。こちらは終盤です。
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・「チングルマ」。花が終わってからの姿の方が、知られていますが。
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・「チングルマ団体様」。「ノウゴウイチゴ」と競うように、一面に咲いています。
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・「どこを、滑るんだ?」池塘の近くで、絵を描いていたおじさんが声をかけます。
「石転び」より「門内」は、縦溝が大きくて、「この時期にやるとは、強えな!」。
おじさんも毎年滑っていたそうですが、「年を取ったから、遊びも変えた」と言って
いましたが、「こんな所まで登ってきて絵を描いているなんて」普通じゃないですよ。
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・ロードでたっぷり見せてもらったのに、今度は「こっちも見てよ!」と言う感じです。
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・これが「ヨツバシオガマ」でしょう。花は同じように見えますが。
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・「ハクサンチドリ」は希少品です。この他に2~3株しか見られませんでした。
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・登山口から、「扇ノ地紙」まで、3時間50分。急登と花と大汗でした。
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・「胎内岳」への稜線に「アオノツガザクラ」。フラワーハンターの気分。
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・「ミヤマキンポウゲ」が一大勢力を誇っています。これからの花のようです。
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・「門内小屋」が、なかなかのロケーションのところに建っています。手前の雪渓が、水場になっています。
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「門内小屋」につづく稜線や斜面にも、花が一杯咲いています。


・遠目にはキンポウゲと同色の「ミヤマキンバイ」。少し丈が低いのです。
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・まるで「ちぎり絵」のような「ヒナウスユキソウ」。
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・咲き残りの「ハクサンイチゲ」。yamasanpoさんの写真の面影はありません。
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・「門内小屋」の前。ここが、今日一番の「花畑」です。夏がきたような、光景です。
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・「門内岳」山頂を越えて、「ギルダ原」付近から滑ることにします。
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・少しだけ咲いた「キスゲ」。踏み荒らさないよう、道端のを撮りました。
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・「門内岳」山頂で、「見守り人形」にも景観を見せます。
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・大汗をかきながら、急いだ甲斐がありました。山稜にガスがまき、小屋も霞んでしまいました。
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・さあ!花の観賞の後は、今日、二つ目の目的である「門内沢滑降」のはじまりです。
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・「ガスから逃げて」一気に滑り、振り返ります。以外に快適な斜面で、おじさんの言う、縦溝は感じません。
稜線・山小屋のすぐ下の雪渓には亀裂が入っていますが、ジャンプで越えるか、右端ブリッジで通過できます。
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・「石転び沢」のように「落石がゴロゴロ」も無く、雪面は「さざなみ」程度のやさしいスプーンカットです。
俯瞰する雪渓が、白い蛇のようにうねっています。右から尾根がせり出す、写真中央が「石転び沢」出会いです。
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・「石転び沢」出会いから、先週の足跡を見上げます。休んだ所の大岩が、少し大きくなりました。
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・同じ地点から「門内沢」を、振り返ります。ここまで20分。「石転び沢」より長いのかもしれません。
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出会いから少し下った尾根の末端で、5~6人の登山者が休みを取っています。
「どこから?」と聞くから「門内沢」と答えると「小屋から?」と聞き返します。
「ウッウン。そうで~す」「亀裂はどうでしたか?」「あるけど、ほんの少し!」。

そういえば、先週逢った「足の速い若者」も、「門内は亀裂が入っているらしい」
と言っていたけど、そんなに気にすることかな。「石転び」だって、同じですよ。



・10分で先週と同じ地点、夏道に戻ります。今日もドロドロ
のファンスキーに感謝。色々な山、色々な雪に付き合せました。
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・川まで降りられたので、私より先にすっきりさせました。
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・先週は「アズマイチゲ」で、今週は「サンカヨウ」が迎えてくれました。
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・「おいしい水」よりおいしい、ブナの大木の下に湧き出す湧水です。
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湧水のすぐ先、左手に、「はなれ山遊歩道」の小さな標識があります。前回も
「心惹かれた」のですが、「登っていったら困るよな」と、止めておきました。
でも、今日はとても快調なのです。ブナ自然林観察に足を踏み入れました。
最初は道形不明で心配したが、今日刈り取られたような、草木が倒れてきま
した。しばらくして作業の方に出会いました。 「まさか、この先ヤブじゃ?」
と聞くと平然と「ヤブですよ!」と答えます。 「エ~ッ、戻るんで?」と驚くと

「でも、行けますから!」とおっしゃいます。

顔が「ヤブ漕ぎをしても平気そうにみえた」のではなく、ほんの少しで林道
にでて、探検が終わりました。まったく、まったく脅かさないでくださいよ!




・雪渓末端から小走りに走ったので、ちょうど1時間。大雨注意報が出る寸前。
行程6時間20分で無事帰り、あとは「飯豊山荘」の温泉で疲れを癒しました。
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4時過ぎに自宅に帰ってきました。

父の看病で病院から戻った妻が、「どうだった?」と聞いてきましたが、
なんと答えてよいやら。今日の目線に、冷たさを感じたからなのです。
たぶん、私の顔は「満足感」に溢れていると思います。なにげなく、
「花がいっぱい」と言うと、 「そう、それは良かったね」ときました。

SAでお土産を買ってきたのに、相当ストレスが溜まってきたようです。



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Posted by tomo
comment:4   trackback:0
[HG日帰り登山(雪)
comment
石転び沢に続いて門内沢スキーですか。
凄い行動力ですね~。
梶川尾根も花が多いですね。
行ってみたくなりました。
2013/07/04 10:33 | | edit posted by yamasanpo
yamsanpoさんへ
「門内沢がおもしろい」と言う情報を有難うございました。
おかげ様で、「石転び沢」の時に観察をしてきたのです。
「梶川尾根」の花も、レポで教えていただいたものです。
飯豊がこんなに近く、駐車場からのアプローチもこんなに
短いなんて思ってもいませんでした。
2013/07/04 13:34 | | edit posted by nagai
おつかれさまでした。
私は、登山も1000m級の山程度、半日のコースでした。
しかも会社のレクレーション行事の一環で計画、
飯豊山、大峰山、五頭山等、近間のコースでした。
飯豊・胎内等の地名が懐かしく感じました。
毎回、完璧に予定を消化、余裕の帰宅、お疲れさまでした。
2013/07/06 15:01 | | edit posted by レイタンタンの夫
レイタンタンご主人様へ
昔は、会津や越後の山のエキスパートだと自負してきたのに、
福島側だけの「飯豊山」しか行ったことがありませんでした。
こんなに身近なところに、こんな大雪渓や高山植物が咲き乱
れているなんて、思いも寄りませんでした。
もっとも、40年も昔には、山形側から入るのは不便で、
敬遠していたのかも、知れません。
妻は、「私は行ったことがあります!」と自慢していますが。
また、毎年出かけてみたい場所が、増えてしまいました。
2013/07/07 10:21 | | edit posted by nagai
comment posting














 

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