山と自然の贈り物の記録
26年西穂高岳スキー

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岳沢小屋をベースにして、西穂高岳を目指しました



・16日は雪模様で17日は晴れの予報ですが、強い北風が残りそうなので、のんびり岳沢小屋泊まり。
17日天気図 17日天気実況



私達は、「岳沢小屋」スタッフブログのファンです。数ある山小屋のブログの中でも、役立つ情報や
楽しい登山プランの提案などピカイチです。 最近では、18日が月齢17で「月明かりでの登山」
に最適だとか、トンデモなものもありましたが、西穂高岳への「春山へのご案内」が楽しそうでした。



・雪の多い時期のブログの写真を拝借。真ん中を一直線に突き上げている「西穂高沢」を登ります。
3岳沢スキールート

・これも借り物ですが、最近の様子。小屋からは赤線のように西穂高岳に登り、滑るのです。
西穂高沢1





・17日11時ごろに、いつもの上高地BTに着きました。観光バスが一杯です。
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・天気予報が少し外れて、快晴ではありません。風が強く、見上げる奥穂高岳はほとんど雲の中です。
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・こんな天気を見越していたので、今日は「岳沢小屋」まで、のんびり登るだけなのです。
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・気のせいか、登山路の整備が進んでいるような…。随分と丁寧な案内板になりました。
小屋の皆さんの地道な整備のお陰で、行く度に石畳や木道が整備されてきています。
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・今日も夫がボッカボーイですが、振り返っては「まだカッパ橋が見えるじゃないか!」と落胆。
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・やっと「西穂高岳」が見えるところまで来ましたが、山腹まで雲が覆っています。
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・スキーは重いのでボッカボーイに預けて、私は身軽になりました。
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・アッ!今年もフキノトウが。昨年より数日早く来たのですが、同じ場所に芽を出していました。
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・「岳沢小屋」が近づきました。背後の「乗鞍岳」は、晴れ間が多いようです。
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・岳沢は、ますます雲が下がってきて、今にも降り出しそうになってきました。
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・登山者が少なく「静かだネェ。連休の後だからかな」と言っていたのに、テントが張られていました。
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・山や、小屋の回り、部屋の様子を眺めながらワインを頂きます。
小屋で使用していた掛け布団(ミズノの○サーモ)暖かでした。
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岳沢8

岳沢4

岳沢10





・18日。予報どおり、期待通り、の快晴の朝がきました。


18日天気図 18日天気実況



・昨日は「鯉のぼり」がちぎれそうだったのに、無風です。少しの雲がが気になりますが…。
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岳沢3

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・奥明神沢から前穂高岳を目指して、もう、あんなところまで登っています。
上の小さな点に見える辺りまで登るには、1時間はかかってしまうのです。
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・私達も出かけます。この台地からガリガリの雪渓を滑り、雪の消えた「間ノ沢」でスキーを脱ぎます。
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・大きなザックからアタックザックを取り出し、余分なものは遭難者に間違われないようにしてから、デポします。
「西穂高沢」の末端につきました。ひたすら真っ直ぐ登るだけなのですが、見かけ以上の高差800㍍もあるのです。
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・しばらく登って振り返って見ると、わずかしか登っていないように見え、
ドっーと疲れが出てしまいます。大きな山はこんな錯覚が多いのです。
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・登山者が降りてきました。「早いですね!」、「いや、二股から戻りました」「雪が腐って
この装備では無理なのが分かったので…」。技量は兎も角、戻る判断は正解のようです。
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・朝日に白く輝く「前穂高岳」。右の白い谷が「奥明神沢」で、コルの手前から山頂に向けて一直線に左上しているのが
ダイレクトルンゼ。昨年の同じ時期、やはり快晴の中、自宅からの日帰り登山ですべりました。山頂から真下に降りる
漏斗状の雪は「前穂高沢」。絶壁に見えますが、奥明神沢より楽しめるのだそうです。夫は来年に残しているそうです。
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・2400㍍地点に登りつきました。今日の私は、なかなか良いペースで、行程の半分をクリアしました。
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・サングラスをデポザックに置いてきてしまった夫ですが、時々覆う雲に助けられて元気を取り戻しました。
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・高度が上がると、後ろで見守ってくれている「前穂高岳」も、少しずつ見える姿を変えてきます。
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・もう、天気が崩れだしてきました。早い登頂の団体さんが降りてくるのが見えます。最初はバックステップでした。
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・昨夜一緒に宿泊をした5人です。一番後ろがリーダーの女性の方ですが、もう一人のサブリーダーがいません。
皆さん、ハラハラさせられる見事なへっぴり腰。4時に出発したと言うのに、今ここだと言うペースですから、技量は
知れたものです。私達が見ている間にも、かわるがわるスリップを繰り返し、リーダーさんだけ必死の様相でした。
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・奥の二股から、直接山頂に向かうのは右。直進するとすぐ稜線に出ることが出来ます。
このあたりの傾斜は40~50度はあるので、ゆっくり休んで、考えている暇はありません。
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・出会いから、一気の登りを2時間40分。高所順応が出来てきたのか、いつもよりは頑張れた私。
頻繁に雲に覆われるので、山頂まで岩屑を辿るのは諦め、晴れているうちに滑降体制に入ります。
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・アット言う間に雲が覆ってきます。追いかけられるように夫がドロップイン。
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・すぐに雲が晴れて、黒くみえるほどの青空を背景にして、私もドロップインします。
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・スキーをはいた夫は、いつものように人が変わります。嬉々として、子供のように、
とはこんな姿を言うのでしょう。写真で見ても、とっても楽しそうにターンしています。
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・ついて行く私も、他人事ではありません。一直線の急傾斜で緊張はしますが、楽しんでしまいます。
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・滑りながら見ていると、落石が5人に向かっています。運よく、隊列の少し左を通過するように見えましたが…
4人の脇をすり抜けたのに、最後の5人目の手前で吸い寄せられたように曲がって…絶対あたってしまいましたね。
少し傾斜が緩んだからといって、シリセードなんかで遊んでいるからです。落石の通り道で、何をしているのでしょう。
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・呆れたことに、リーダーさんと肩に落石を受けた本人しか、分かっていなかったようです。最初のは15cm前後の石で
すが、またもや倍くらいのものが襲ってきます。声をかけましたが命中してしまいました。ザックに当たると言う幸運でした。
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・あげくに、先頭のオジサンはシリセードで滑落しそうだし。もう、関わるのは止めにして、先に行くことにしました。
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・下から見上げると、こんなことになっていました。いくらなんでも、バラケ過ぎでしょう。呆れたパーティです。
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・「西穂高沢」をそのまま下り続けます。ザックのデポには、少し戻らなくてはならないのですが、夫にお任せです。
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・写真の左中段が「西穂高沢」です。夫が、無事デポザックに再会を果たしました。
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・私は真っ直ぐに雪の消えるところまで。夫はデポから雪崩の後を辿って
限界まで滑ってきました。合流したところで、履き替えた靴を預けます。
岳沢2



・アレッ、これはなに?ひょっとして、カッパさんがブログアップしていた「ヒメイチゲ?」。
ちっちゃくて、本当に可愛いお花でした。カッパさんに教えていただいたお陰です。
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・のんびり、のんびり。「岳沢の春に興味がある」と言ってしまったことを反省
しながらも、結果的には楽しんでしまった自分に満足して、街に戻ります。
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帰宅した翌日、「岳沢小屋」のことだから、なにか昨日の情報をアップしているはず、
とスタッフブログを開いてみると、ありました。「西穂高沢」を往復したパーティが落石
を受けた(擦過傷程度)ので、「落石に注意してください」とのことです。

違います。落石はどこでも起きているのです。だからあのような山が出来るのです。
だいたい、落石の通り道でアイゼンをとったり、休んだり、シリセードをしたりする方が
おかしいのです。最初の落石は肩で、次がザックへと、運が良かっただけなのです。
私達も気をつけましょう。いつまでも若くはありません。二人併せて124歳なのです。

ところで、この次にはどこに行こうとしているのですか? お手柔らかにお願いします。






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Posted by tomo
comment:2   trackback:0
[山スキー
comment
西穂高岳、制覇お疲れ様でした。
空の青さ、雪の感触、空気の美味しさが
ブログを拝見し凄さが判りました。
お二人の若さがうらやましく思います。
ワイン美味しかったですか。!
2014/05/22 14:22 | | edit posted by reitan
レイタンタンさんへ
素晴らしい春山を楽しんだ2日間でした。

いつもは、暖かいスープなどを飲むだけなのに、
ついついワインに手を伸ばしてしまいました。

2日目の晴天で、期待通りの春山では、雪山の景観と
快適なスキー満喫して、レイタンタンさんにも、
おすそ分けしたいなぁ~。
 
2014/05/26 11:01 | | edit posted by snow drop
comment posting














 

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